『崖の上のポニョ』を観てきました。ニガオエは声の出演をされている所ジョージさん。バラエティ司会者の中でも、ずば抜けてIQが高い方。映画では魔法使いフジモト役を真面目に面白可笑しく演じてくださいました。
海の底で暮らす金魚姫ポニョは、ある日家出をする。そして、崖の上に住む宗介と出会い、恋をする。しかし、フジモトの手により、ポニョは海に戻されてしまう。ポニョは『人間になりたい』『宗介に逢いたい』と願い・・・。
登場人物の全てに悪意や邪な感情を感じないですね。全ての人が、宗介とポニョを想い、応援し、奮闘し、結末を見守っています。特に宗介の母リサは良い!さばけた性格で包容力があり、ある意味ジブリの理想的女性像を垣間見ました。
『ナウシカ』や『もののけ姫』のように壮大な物語ではなく、『猫の恩返し』のようなありふれた日常に魔法をかけたような心温まる物語でした。後味がいいです。さっぱりしてます。
アニメの絵柄も特筆する点は多いです。まず線画がスッキリ。線が柔らかく、細かく描きこみ過ぎないちょうど良いボリューム。色鉛筆で描いたような柔らかいタッチの背景がこのセルアニメと非常に相性が良かったです。
最近のアニメは水の質感にこだわったものが多いけど、これは特に水の表現が上手いですね。例えば『ハウル』や『ゲド戦記』の水は『さらさら』ではなく『ドロドロ』していました。流石に『ゲド戦記』で涙まで『ドロドロ』に統一するのは不自然だったと思いますが・・・。『河童のクゥの夏休み』では、透明感があり光がよく反射する、リアルな質感でした。
さて、この作品では、水の質感を所々変えています。ジブリ得意のスライム質な水の表現が今回良い使われ方をしたと思います。逆に、さらさらとした水の表現も多く存在しますよ。水滴や水流、水しぶき、噴射水などなど。とにかく水の表現について学べるものが多かったです。


朝起きたら布団の中でカサノヴァを聞いてリラックス。
次に、氷水を飲んでおなかを冷やす。
最後にオクラ納豆を食べれば完璧。と要約するとこんな内容。
毎回見るたび、この番組見て真似しようとする人がいるのか不安。
半年くらい前の放送では『朝はお味噌汁飲んで体を温めるといい』
と言っていたのに。おなか冷やして便秘改善なんて荒治療もいいとこ。
ちなみに映画『ワンピース/エピソードチョッパー』で悪役ムッシュールの声優として出演中。
http://www.toei-anim.co.jp/movie/2008_onepiece/ ←ワンピース映画公式HP

