一日に三回もブログを更新するのは本当に稀です。
マリリン・モンローの似顔絵をアップしました。
最近、ゆるキャラブームが日本に新しいビジネススタイルを提供しています。
ゆるきゃラの多くは公募によって選ばれるため、製作費が安く著作権が公募先に帰属する事が多いので、使い勝手が良いそうです。Youtubeやニコニコ動画の普及で口コミによる宣伝費用の安さも一役買っています。
しかし、本職のデザイナーが悲鳴をあげているのも事実です。今までの仕事が公募により決まってしまうのですから。本当に良いデザインのあり方は何なのか?少し疑問に感じる今日この頃です。
先ほど取り上げたネット動画の普及は私の大好きな映画にも深刻な影響を与えています。
動画の多くは無料または会員制であり割安。わざわざ映画館に出向かなくても、家でネット動画を見ていれば満足してしまう。仕事の合間にこっそりネット動画や記事をチェックしているなんて経験あなたにはありませんか。かのトム・ハンクスもこの問題を指摘している事からこれは日本だけでなく、世界的な問題である事が垣間見えます。
現に最近の洋画の興行収益は伸び悩んでいます。これはDVDの低価格化も大きく絡んでいるのですが。逆に邦画の興行収益が比較的上昇しています。私は見ませんでしたが、『相棒‐劇場版‐』の人気は凄まじかったと噂に聞きます。先週あたりはポケモンとポニョのダブルPのおかげで、親子連れの客層が大半を占めていました。これらの多くはネット媒体ではなく、ドラマやアニメなどのテレビ媒体を通した宣伝が大きく役に立ったと私は考えています。
『マジックアワー』の三谷監督が良い例ですね。あの人が様々なバラエティ番組を佐藤浩一と共に駆けずり廻り、慣れないトークや即席マジックを披露していたのは、記憶に新しいです。人から見れば、「三谷さん、宣伝しすぎ!」というくらい出ていましたが、そういう地道な努力が人々に興味を持ってもらうきっかけならば、結果良しではないでしょうか。
IQサプリでウエンツ君が鬼太郎姿で登場するのも、ロードショーで前作が上映されるのも、全てはこのため。邦画業界の関係者は、数年も前から知っているのでしょう。
『テレビはネットに勝る』と!


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