もう本木監督さんの作品なんて見たくない・・・。
『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』を観てきました。
去年前作を観た時は、エンタメ系の邦画にしてはなかなか面白かったので、これも観に行ったところ・・・
なんだ、このやる気の無さは!ギャグにばっかり奔って、全然シリアスにならないじゃないか!
文字を大にして言いたい!!
大泉洋は頑張った。あの人ほどネズミ男が似合う男はいない。
でも、その他大勢がダメ。あぁ、邦画の質がどんどん落ちている。嘆かわしい限りだ。
少林少女といい、この映画といい、そもそも本木監督はコメディ映画に不向きだから。ちょっとしんみり系のイイ話とかが得意でしょうに。『私と犬の10の約束』とか・・・。


別に海外の妖怪VS日本の妖怪みたいなオールスター戦は期待してないからね
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先週のロードショーでインディの前作品が放送されていたこのシリーズ。僕、実はこの放送全く観ずに映画館に行ったんですよ!ただ単に、スピルバーグの作品として興味があったから、ただそれだけ。でも、大丈夫。ちゃーんと理解できました。僕の知人の間では評価が悪かったんですけど、そんな事は決して!!キャラ設定も分かり易いし、アクションシーンも豊富。『DVDで観るくらいなら映画館で観てあげて』と思います。こういうスケールや迫力の大きな映画は映画館でないと。
↓↓ ここから先は微妙にネタバレなので、映画を観る方は気をつけて。
考古学教授でありながらトレジャーハンターのインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)と同志のマクレイル(レイ。ウィストン)は、超常現象の軍事利用を目論むソ連の諜報員イリーナ・スパルコ(ケイト・ブランシェット)に捕らえられ、兵器テストの行われている米軍基地に連行される。そこには、彼が発掘に携わった古代人の遺体が米軍によって隠されており、イリーナはそれを探し出すようインディに命じる。インディによるとその遺体は強力な磁力を帯びており、彼はそれを頼りに遺体を見つけ出す事に成功。イリーナたちが遺体を解体している隙に、インディはなんとか彼らから逃走。しかし、マクレイルが裏切った事によりインディもFBIに疑われ、勤務先である大学からも追放。新たな職場を求め、ヨーロッパに向かおうとする。そんな彼の前にマット(シャイア・ラブーフ)と名乗る青年が現れる。彼の母親が昔馴染みの考古学者オックスリー(ジョン・ハート)と一緒に誘拐されたと聞かされたインディは、マットと共に南米ペルーへ。マットの話によると、オックスリーは1年前に発見したクリスタル・スカルという秘宝をアケトーに持っていくという手紙を残して消息を絶ったという。そして、マットの母の手紙によると、オックスリーが正気を失いクリスタル・スカルの隠し場所も分からなくなったらしい。インディはまず、オックスリーが発見したという、アケトー探索の途中で消息を絶った16世紀の探検家:オレリャーナの墓を探索する事に。墓の下にはオレリャーナのミイラとクリスタル・スカルがあった。それは人為的な細工は全く無く、しかも強力な磁力を持っていた。しかし、墓を抜け出した所をソ連の諜報員に捕まり、インディらはオックスリーとマットの母親が幽閉されているキャンプへ。インディはマットの母親を見て驚いた。なんと彼女はインディのかつての恋人マリオン(カット・アレン)だったのだ。イリーナは『クリスタル・スカルをアケトーの神殿に戻した者はパワーを得る』という伝説を実行するため、オックスリーから神殿の場所を聞き出すようインディに協力を要請。インディはオックスリーの口走る暗号を元に場所を特定。翌日、トラックに乗せられ移動中、隙を見てトラックを乗っ取り、激闘の末にスカルとオックスリーの奪還にも成功。一行はアケトー神殿に向かう。
初っ端はかなり端折られていますが、物語が進むにつれて物語が読み込める作りになっています。アクションシーンが豊富と先に述べましたが、特にトラックでのスカル争奪戦はこれだけで一見の価値あり。多分本作一番の長丁場。インディは出たとこ勝負、マリオンは無茶無謀無鉄砲、マットはへっぴりでも心意気は良し、対するソ連軍は超真面目で執拗でも次々に起こるトンデモな状況に翻弄されっぱなし。鉄面皮なイリーナもこの場面では思わず苦虫を噛んだ様な顔に。最後は3回落ちます。どういう意味かは実際に映画を観て欲しい!
この映画を観る前にチラシを見て、なぜスカルの画像が正面のばっかりなんだろうと思ってましたが、そういう意図があったとは(憶測ですが)。他の角度からスカルを見れば、それだけで観る前の印象も変わりますね。たしかに側面のあの形は○○○アンを彷彿させます。


主演のエドワード・ノートンです。
もうすぐ公開の『インクレディブル・ハルク』にも出演。
ところでアイゼンハイムって何?
知らない方もいますよね?
なので、簡単にストーリーを解説しましょう。
舞台は19世紀末のウィーン。大掛かりな奇術(イリュージョン)が一世を風靡していた。特に絶大な人気を誇ったのが幻影師の異名を持つアイゼンハイム。彼の奇術はどれも素晴らしく、まるで本当に幻術のようであった。
ある日、噂を聞いた手品好きな皇太子が彼の舞台を訪れた。アイゼンハイムの奇術に皇太子は大感激。しかし、アイゼンハイムは気が気ではない。
アイゼンハイムには幼い頃、共に遊んだ幼馴染がいた。彼女の名前はソフィ。貴族のお嬢様だが、彼女は彼の手品が好きで、人目を忍んでは彼の元を訪れた。しかし、身分の違いから仲を裂かれ、それ以降会うことができなかったのだ。そして時を経て、ソフィは皇太子の婚約者となっていた。
偶然にもショーで再会を果たした二人。しかし、二人の仲を勘繰った皇太子は、アイゼンハイムを貶めようとする。劇場は閉鎖に追い込まれ、アイゼンハイムとソフィは駆け落ちを決意する。
しかし、ほどなくしてソフィは謎の死を遂げる。諜殺の噂も沸き立つ一大スキャンダルの中、アイゼンハイムが取った行動とは、ソフィの幽霊を蘇らせる前代未聞のイリュージョンだった。
ミステリーサスペンスでありながら、ラブストーリー。『全米で51館しか上映されなかったインディーズ系の映画でありながら、次々と口コミが拡がり、異例のロングセラーヒットとなった』という触れ込みに惹かれ観に行ったんですけど、本当に良い映画でした。アイゼンハイムの奇術は凄い。本当に幻想的。そして、ラストに驚かされました。あんなに爽快な気持ちになれるなんて!!!
6月は観たい映画が少ないですが、これはオススメ。機会があれば是非映画館で

